毎年12月12日の「いい字一字」の日に発表される「今年の漢字」。
それを真似てらしさでも毎年利用者、職員にアンケートを取り、忘年会の日に発表するのが恒例となっている。
今年も様々な漢字が候補にあがったが、最終的に「命」が選ばれた。
実は「命」は自分も選んだ字だった。
なぜなら年末に大切な人を失ったのだ。
本当はまだまだ生き続けなければならない人だった、、、
信じられず、悪い夢であって欲しいと願った。
10月らしさで看取りを行った。
その最期は自分らしく、まさに「生ききった」と言える。
「人生を全うした命」と「本当はまだ失ってはいけなかった命」。
全くことなる命を見つめた1年となった。
この1年は絶対に忘れられない。
忘れてはいけない。
これからも真摯に命に向き合って生きていきたい。